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武器やられ~完結編~

男はバットレディの本部前に到着していた。
組織の本拠地というのに警備はたった一人。
大きなハンマーを抱えた女戦闘員だ。
艶のある黒髪に小麦色に焼けた健康的な肌。しかし何よりも形の良い巨乳が目につく。
女戦闘員ということを除けばスポーツ万能な娘にみえなくもない。
女戦闘員はこちらに気付くとハンマーを振り上げ突進してきた。
「久々の獲物!逃がさないよッ!」
本部警備とはいえ普段は誰も寄り付かない場所だ。
よっぽどストレスが溜まっていたのだろう。
ズトン!
強烈な炸裂音とともに地面が抉れる。
だが、そこには男の姿はなかった。
「!…どこにいきやがっ……え!?」
女戦闘員の肩にズシリと重みがかかる。
肩車の様な形になり女戦闘員の首もとに足が絡まる。
「ちょ…てめえ、おりやがれ………っあん!」
男はここぞとばかりに足先で女戦闘員の胸を弄りまわす。
「やめ…あしさきで…揉まない…あっ」
こういう事に慣れていないのか身体をビクビクと震わせる。
「あ、ぁ…ち、乳首、やめ…」
スーツから浮き出た乳首を弄る。
「ふぁぁ…き、きもち……い、いぐっ!?」
突然首が絞めつけられた。今まで感じたことの無い強烈な圧迫感。
一瞬の内に快感は苦痛へと変わる。
ギリギリと強靱な脚力で鍛えられた女戦闘員の首がミシミシと音をたてる。
「ぐぇ…く、苦し、死ぬぅ…やめてぇ…」
涙と鼻水で顔をくしゃくしゃにしながら命乞いをする。
しかし本部に配属される程の戦闘員だ。容赦はできない。
「今まで奪ってきた命にあの世で詫びるんだな」
「ぃやぁ…」
ゴキンッ!
鈍い音が響き、女戦闘員の身体が脱力する。
前のめりに倒れ、お尻を突き出す格好で絶命した。
「さ、敵の本拠地に突入といきますか!」

女性のみで構成された悪の結社バットレディ。
その本部最深部に二人の男女の姿があった。
艶めかしい肢体をキツ目の軍服に包んだバットレディ首領。
彼女は数多の支部、部下を屠ってきた宿敵とも言える男を目の前にしてもその表情を変えることは無かった。
「とうとう詰めたぜ。年貢の納め時だな」
「……私が存る限りバットレディは不滅だ。幾ら駒を潰しても同じ事よ」
「…………」
「ただ貴様の所為で我の計画は数年遅れるだろう。その代償は高い…なぶり殺しにしてくれる」
そう言うと同時に総帥は「パチン」と指を鳴らす。司令室の玉座が後ろに倒れ首領の獲物が姿を現す。
それはこの現世の武器の歴史の中でも最古の部類に入るであろう―――――『槍』であった。
ゆっくりと獲物の方へと歩みを進める。
「この槍で貴様の心の臓をひと突きに―――――?」

武器を掴もうとした右手が空を掴む。
きょとんとした首領の目の前には男が立っていた。
その手に彼女の愛用の槍を構えた姿で。
「調子に乗り過ぎたな。そんな漫画や小説みたいに話は進まねえよ」
「え、ちょっ………」
ズン!
槍は彼女の胸を一撃で貫いた。
「はぁ…ぅ、この私がこんなやられか…た」
口からおびただしい程の血を吐きながら今にも白目を剥きそうな眼で男を睨み付ける。
「む…むね……げぇッ!」
男が槍を軽く捻るとそれが止めとなり、彼女は槍を豊満な胸に突き刺さらせたまま絶命した。
「…………おわったぜ」
男のバットレディに対する復讐の旅はここで終わりを告げたのだった。

武器やられ 完

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