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黒冥館~断罪~

ここは森の中にある古びた教会。
一人のシスターが跪き十字架を見上げている。
短く整った髪に眼鏡の似合う真面目そうな少女は俯きある告白をはじめた。

「主よ、私は人を殺めました・彼女は成績優秀で誰からも好かれ愛されていました・私はそんな彼女が憎らしかったのです
彼女がいる限り私はいつもニ番目に甘んじていたのですから・ある日私は彼女を呼び出し学院の荒くれ者に襲わせました・しかし翌日も彼女は学院に登院してきました・私にもいつもどおり接してくれました
私はそれがとても癪に触り腹立たしくなりました・その日の夜・闇夜に紛れて私は彼女を襲いました・手に持った石で何度も何度も殴りました
すると彼女はぐったりとして動かなくなりました・心臓も止まっていました・怖くなった私は逃げ出しました
そして私はここに辿り着きました。私は己の行いを悔いております。どうかこの懺悔をもって慈悲を御与え下さ……!?」

少女が目を開くとそこは教会では無く古びた屋敷のリビングだった。
「え…えっ!?」
金縛りにあった状態になり身体が動かない。
彼女の頭上ににひやりとした感触、見上げるとそこにはギロチンの刃が銀色の光を放っている。 刄だけが宙に浮き彼女の首を捉えている。
「何よこれぇ!?う、嘘でしょ?」
刄は無機質に輝きを放つ。
「いやぁっ!何故?どうして!?死にたくないぃ…死にたくな!」
音もたてずに刄が彼女の首を両断する。

コロコロと転がるシスターの首を陽炎が抱き上げる。
『ふぅ、最近の子は謝ればすべて許してもらえるとでも思っているのかしら?ねぇ、セバスチャン』
『嘆かわしいですなぁ』

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